この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
夫の携帯電話を見たところ、パパ活アプリで知り合った女性と約2年の間、不倫していたことが発覚した。過去にも不倫があったが、子の存在や経済的な問題で今回も離婚はしないこととした。
解決への流れ
性行為の写真や性行為をしていたことのわかるメッセージのやり取りもあり、また不倫関係を認める内容の夫直筆の書面もあったことから証拠は十分であった。ところが、不倫相手の情報は下の名前と携帯電話番号しかなかったことから、まずは携帯電話会社に照会して、不倫相手の氏名と住所を調査することとした。
調査の結果、不倫相手の氏名と住所が判明したことから、不倫相手に対して慰謝料300万円を請求する内容証明を送った。すると不倫相手にも弁護士が就き慰謝料として100万円を支払うとの回答があった。確かに本件の相場としては100万円ではあったが、携帯電話番号に連絡をしても無視をしていた不倫相手の態度から、相場での和解には応じ難かった。交渉を続けたところ、最終的には150万円を支払う内容にて和解が成立した。