この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
私たちアトム法律事務所弁護士法人の解決事案です。加害者であるご依頼者様がスーパーマーケットにおいて、食料品を万引きした窃盗の事件です。ご依頼者様には同種の前科・前歴が多数ありました。
解決への流れ
スーパーマーケットにおいて食料品を万引きしたという事案ですが、ご依頼者様には過去に同種の前科・前歴が多数ありました。調査の結果ご依頼者様には精神疾患が認められ、診断書・通院記録、カウンセリング実施報告書、身内の上申書などの書類を検察官に提出しました。その結果逮捕を回避し、在宅事件として略式起訴に。示談は不成立となりましたが、最終的には略式起訴で50万円の罰金刑となりました。
精神疾患の中には、他人に理解できる理由のないまま窃盗を繰り返してしまうといったケースがあるほか、うつ病や統合失調症といった精神疾患が万引きの引き金となることもあります。精神疾患と窃盗の関係性は、個別の事案ごとに慎重に検討していかなくてはなりませんが、今回は診断書などの書類を検察官に提出するといった活動を行った結果、略式起訴による罰金刑となりました。アトム法律事務所では、このようにご依頼者様が心身の健康に問題を抱えておられるといったケースにおいても、医療機関を紹介し治療をサポートするなど、できる限りの助力をさせていただきます。