この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
飲み会の帰り道に泥酔し、駅の窓ガラスを壊してしまい、更には止めにきた警備員を殴ってしまい警察の取り調べを受けた男性からの相談でした。本人はほとんど記憶がありませんでしたが、やったこと自体は間違いないとのことで今後の対応のご相談に来られました。
解決への流れ
すぐに警察を通じてビルの管理会社及び警備員の方に連絡を取り、示談の意向を伝えました。話し合いに応じていただくことが出来たため、直接面会し、今回の件について謝罪の意思を伝えるとともに、被害の賠償をすることで示談に同意していただけました。示談結果を検察に報告し、最終的に不起訴処分としていただくことができました。
お酒のトラブルにより警察沙汰となってしまうケースは少なくありません。特に本人自身には記憶が無いことも多く、今後の対応について迷ってしまう方も多くいらっしゃると思います。もっとも、人を殴ってしまったり物を壊してしまったりした場合でも、被害者の方に誠実に謝罪や賠償などの対応をすることで、刑事処分を免れたり、事後に当事者同士でのトラブルを防ぐことが可能です。特に謝罪などのタイミングについては早ければ早いほど望ましいケースが多いため、トラブルを起こしてしまった場合には、まず専門家にご相談されることをおすすめいたします。