この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者の方は荷受け代行詐欺で逮捕されてしまいました。依頼者の方はネットで知り合った氏名不詳者から、指定された空き家に指定された暗証番号で侵入し、入居者になりすまして指定された荷物を受け取り、指定された場所へ転送するというバイトを行いました。依頼者の方としては犯罪の認識はなかったのですが、警察に逮捕されてしまいました。
解決への流れ
当職は依頼者の方から丁寧にお話をお伺いし、犯罪の認識はないと考えました。しかし、客観的な行為態様自体は依頼者に不利なものであったので完全黙秘を助言しました。複数回再逮捕が繰り返されましたが、依頼者の方は当職を信じて完全黙秘を貫くことができました。その結果、全ての事件について不起訴処分(嫌疑不十分)を獲得することができました。
この事例では客観的な行為態様からは犯罪の認識が認定されてもおかしくない状況でしたが、臨機応変に対応し、有利な処分を獲得することができた事例です。弊所は中国人の刑事事件を積極的に受任しています。通訳の正確性の問題や、在留資格に与える影響を意識し、不起訴の豊富な実績がございますので安心してお任せください。