この事例の依頼主
男性
相談前の状況
昨日、息子が飲酒運転で物損事故を起こし、逃亡しようとしたところを逮捕されたようです。会社に発覚したら解雇されるので、すぐに釈放してもらいたいです。
解決への流れ
以前私が取り扱った事例をモデルにしています。この件では電話での問い合わせがあって、すぐに本人と接見しました。仕事の関係で早期に釈放してもらう必要があるとのことで、事実を認める内容の書面と、逃げたりしないという誓約書をその場で作成してもらいました。そして、本人の親と一緒に検察官に面談を求め、事情を良く説明して、親が身元引受人になるということで勾留請求をしないように強く求めました。結果、勾留請求はされずに、事件は執行猶予付きの判決となりました。
飲酒運転による事故で、その場から逃亡しようとした所を逮捕されているわけですから、勾留請求がされる可能性は高かったと思います。しかし、逮捕直後にご依頼に来られたおかげで、本人が罪を認めており、逃げたりしないことを証拠として検察官に提出することが出来ました。その結果、どうにか勾留請求がされずに釈放されました。裁判手続 刑事事件Q&Ahttps://www.courts.go.jp/saiban/qa/qa_keizi/index.html