この事例の依頼主
男性
相談前の状況
相談者は,以前関係を持った女性に,合意のない性行為に加え,中絶をさせられた件で刑事告訴と慰謝料請求を行うと宣言されてしまった男性。関係を持つこと,中絶を行うことについても確かに合意を得ていたはずと認識していた男性は困惑し,弊事務所までご相談いただきました。
解決への流れ
相談者には現在妻子がいることから,「直接会うことも避けたい。できれば今後このような請求がくることを防ぐため,ある程度の金額を支払うことになっても解決したい」との相談者のご意向を尊重し,中絶費用の約半分として,10万円を支払うことで,相談者は相手方女性と一度も会うことなく示談を成立させました。
男女関係のトラブルでは,当事者同士の話し合いによる解決が難しい場合があります。その際にはぜひ弁護士にご依頼ください。相手方との接触を控えたいというご希望にも極力したがえるよう,尽力いたします。