犯罪・刑事事件の解決事例
#盗撮 . #加害者

【盗撮】請求額500万円→10万円 大幅減額に成功したケース

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大前 恒明 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人大明法律事務所
所在地福岡県 福岡市中央区

この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

相談者は,ホテルで派遣型マッサージ店(所謂デリヘル)の30代女性従業員を盗撮したことが発覚し,マッサージ店から500万円の慰謝料を請求されてしまった男性。警察に通報し,家族や職場にも連絡をする,それが嫌であれば慰謝料として500万円を3日以内に店に持参をしろ,と恫喝されて,弊事務所までご相談いただきました。

解決への流れ

相談者の希望は,相手方と直接連絡を取らなければならない精神的負担を解消し,逮捕されるリスク,今後も金銭を請求され続けるリスク,さらには家族・職場に連絡をされるリスクを取り除くことでした。そこで,まずは,受任後直ちに当該マッサージ店へ連絡をとり,相談者への直接的な連絡をすべてシャットアウトすることで,相談者の精神面の負荷を解消しました。その後,示談金についての交渉を行い,相手方の恫喝やプライバシーの侵害を行った証拠を提示し,裁判にて争うことも検討していると申し入れたところ,最終的な和解金額は10万円に落ち着き,今後相談者様には大変ご満足いただけました。

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大前 恒明 弁護士からのコメント

今回のように,ホテルで裸体を盗撮する行為は,各都道府県の迷惑防止条例で犯罪とされていましたが、現在は法律により盗撮罪として処罰されるようになりました。しかしながら,マッサージ店の中には,犯罪であることに漬け込んで,警察に被害届を出さないことを条件に不当に過大な金銭請求をする店も存在します。弁護士による介入があれば,相談者様が直接連絡をとる必要がなくなり,また,相手方の態度が軟化することにより示談金額を大幅に減額することも可能です。夜間のご相談も受け付けておりますので,お困りの際は,ぜひ弊事務所までご連絡ください。