この事例の依頼主
男性
相談前の状況
【傷害罪】1 交際相手とのトラブル2 傷害罪で逮捕3 当番弁護士と接見→暴行行為をしていないとの主張(無罪主張)と状況把握4 当番弁護士として両親にご連絡
解決への流れ
1 両親と電話で連絡を取り、その日の夜に面談2 状況説明・今後の弁護活動の説明し、ご契約3 身柄拘束の解放のため両親の身元引受書を作成4 直ちに接見・警察に検察送致日の確認5 翌日の検察送致日、検察官と電話面談をし、勾留しないように求める。同時に被害者との示談交渉のため被害者の連絡先確認。6 検察官、勾留請求7 被害者と示談交渉→その日のうちに被害者と面会をすることを取り付ける。8 裁判官と電話面談し、本件事案説明、被害者との示談予定の説明、被疑者の帰住先を説明し、検察官からの勾留請求を却下するべきであるとの意見を述べる。8 裁判官、勾留却下決定9 被害者と面会→示談成立10 勾留却下決定当日の夕方に無事釈放11 身元引受人と共に警察署からご自宅に帰宅12 後日、検察官に示談書を提出13 検察官、不起訴処分(=前科がつかず、罰金刑も受けずに済む。)
刑事事件は事件着手のタイミングは早ければ早いほど有利です。本件の場合、無罪主張の中で、極めて勾留却下の難しい案件でしたが無事に勾留却下決定を獲得できました。事件自体も、逮捕から11日で無事不起訴となりました。どのタイミングにおいても、その時の最善の弁護活動を行うように誠心誠意尽くします。