この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
私は,スーパーで万引きをしてしまい,逃走している際に警備員に怪我を負わせてしましました。警察や検察からは強盗罪になると言われ,少年院に行くことになるかもしれないと言われていたところ,少年事件も多く取り扱っている小川先生に相談しました。
解決への流れ
小川先生に相談すると,まずは示談をしようと言われ,示談交渉をしてもらいましたが,示談交渉を拒否されてしまいました。その後,同じような犯罪をしてしまった方の手記を薦めてもらったりして,自分がやったことの軽率さ等を振り返り反省文を作成しました。直接の謝罪も断られていたので,せめて謝罪文を書き,検察から渡してもらいました。その結果,少年審判では強盗ではなく窃盗と傷害の事件として取り扱ってもらい,保護観察となりました。
保護観察処分になって本当に良かったです。被害者の方に謝罪文を作成したり,反省文を書いて誠意のある対応を行ったことが功を奏したのだと思います。今回の場合,大手のスーパーマーケットであったため,示談することを拒否されてしまいましたが,それでも,自らの行為を振り返り,真摯な反省を示したことで今回の結果になったのだと思います。