この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
ご依頼者は10代の男性で、飲酒の影響で駅職員に暴力をふるい、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されてしまいました。
解決への流れ
まずは身体拘束から解放するため、裁判所に意見書を提出するなどして勾留阻止に向けて活動しました。その結果、検察官による勾留請求が却下となり、ご依頼者は無事に釈放されました。釈放後は、被害者の方と示談を締結したうえで、家庭裁判所に意見書を提出しました。その結果、ご依頼者は不処分(保護観察や少年院送致はしない決定)となり、これまで通りの生活をおくることが叶いました。
少年事件は、成年事件とは手続の流れが異なり、また、裁判所が最終判断を下すうえで考慮する要素やポイントが異なるという特徴があります。本件のご依頼者の場合は、早期の身体解放そして不処分という最善の結果を獲得することが叶いました。