この事例の依頼主
40代
相談前の状況
コンビニで釣り銭詐欺をした疑いで逮捕されたという事案です。ご本人に自覚はなく、店員の誤解である可能性がありました。ご本人は初めての逮捕でパニック状態で、警察にうまく状況を話せない状態でした。もし勾留されてしまうと会社を解雇される可能性がありました。
解決への流れ
1時間以上かけてじっくりと話を伺い、今後の流れや処分の可能性について丁寧にご説明しました。1人で闘うのではなく、弁護人からも警察や検察官に事情を伝えることをお伝えしたところ、ご本人も安心された様子でした。接見終了後、すぐに担当検察官にファックスして事情を説明。翌日、担当検察官と面談し、釈放後も弁護人として活動を続けることを伝え、無事、釈放されました。その後、店員の誤解も解け、無事に示談が成立。不起訴になりました。
初めて逮捕され、今後どうなってしまうのかとてもご不安な様子でした。今後の見通しを具体的に説明することで、パニックがおさまり、冷静に事情をお話しいただくことができました。否認事件でしたが、今後の対応を明確に検索官に示すことにより、早期の釈放が叶いました。会社を解雇される恐れがありましたが、そのような事態を避けられて、本当に良かったです。逮捕直後は迅速に対応することが大切だと改めて実感しました。