犯罪・刑事事件の解決事例
#加害者 . #不同意性交(強姦)・わいせつ

【示談】「不同意わいせつ罪」で勾留されたが、48時間以内に釈放

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澤田 剛司 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人若井綜合法律事務所新橋オフィス
所在地東京都 港区

この事例の依頼主

男性

相談前の状況

相談者様は、帰宅途中、酒の勢いもあり、道端で女性に声をかけ、肩を組んだり体を触ってしまいました。相談者様の認識では、衣服の中にまで手を入れた感覚は無く、相手方女性が大げさに言っており、臨場した警察官も高圧的で、被害者の意見を100%聞き入れられてしまいました。本件は「不同意わいせつ罪」に該当するものであり、相談者様はそのまま警察署へと連れて行かれてしまいました。警察に身柄を拘束される前になんとか弁護士に電話をして受任に至りました。

解決への流れ

電話後、取り調べ先の警察署へ足を運び、弁護人選任届に署名・押印をいただきました。翌日、担当した警察官と連絡を取り、依頼者様が被害者との示談の意向があることを伝え、被害者の連絡先の開示を求めました。なんとか被害者の連絡先を聞き出すことに成功し、被害者との示談交渉に入りました。本人の謝罪文や当職の繰り返しの説得にも、被害者は簡単には納得してくれませんでしたが、粘り強く交渉を続けた結果、被害者からの電話で、示談書に署名押印するとの了承をもらうことができたのです。たまたま週末だったこともあり、速やかに示談書を獲得しなければ、土日を挟んでしまい、また身柄拘束が長引いてしまうので、預り金からすぐに示談金を支払い、示談書を獲得し、翌日の朝一番、検察庁に合意書を提出し、本日中に釈放するよう強く要請したところ、午後には釈放してもらうことができました。また、処分も不起訴を獲得することができました。

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澤田 剛司 弁護士からのコメント

「不同意わいせつ罪」やその他の犯罪に関しては、事件化する前に早急に弁護士への相談が必要です。適切な対応をとることで、被害者の心情や社会的なリスクを軽減することができます。