この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
窃盗罪で逮捕・勾留された方のご家族により接見要請の上で、ご依頼をいただきました。逮捕された方は学生であり、このまま身体拘束がつづき長引けば退学等のおそれもあることから、ご相談の上、ご依頼いただきました。
解決への流れ
ご家族の今後のご協力やご本人の誓約、そして、特に主だった被害者への賠償などの経緯を検察官に伝えることができました。結果として、処分保留釈放の上で不起訴処分を獲得できました。示談金は,財産的損害と精神的損害(慰謝料)を含み決定されますが、被疑者側の事情と被害者側の事情によって左右されます。そして、事件によって示談金相場は変わります。罰金刑が見込まれる場合には、罰金処分として予想される額が一応の目安になる場合もあります。
窃盗罪のような被害者がいる犯罪においては、被害感情は極めて重視されますので,被害感情に配慮した行動が求められます。また、身体拘束された事件においては、身体拘束された方の心身の負担を考え、少しでも身体拘束期間を短くするよう活動することが重要となります。窃盗罪に関してご不安な方は、示談のご相談を含め一度弁護士にご相談されてみてはいかがでしょうか。