この事例の依頼主
男性
相談前の状況
少年が窃盗事件を犯したとして、警察から捜査を受けました。少年のご両親からご依頼を受け弁護人として選任していただきました。
解決への流れ
少年に対しは、内省を深めていただくべく定期的に作文課題を提供したり、少年の環境調整活動を積極的に行いました。同時に被害者の方には謝罪にいかせていただき、少年の内省を伝えさせていただきました。裁判所には、少年の反省やご両親の少年に対する姿勢を伝えることができ、少年審判(成人の裁判のようなもの)を回避することができました。結果として審判が開かれず、家庭裁判所送致後すぐに手続きが終了しました。
事件を起こした少年の中には、高校や大学進学を控えている方が少なからずおられます。弁護士による少年に対する働きかけをはじめ、家庭環境の調整などを通じて、少しでも少年の社会復帰や更生に資するような活動を行っていこうと考えております。