この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
被害者が置き忘れた財布を見つけ、出来心で中から現金を盗んでしまった事案。捜査当初は、犯行を否認していたものの、改心して自白をし、被害者に謝罪をするため窃盗の示談交渉に強い弁護士であるロイヤーズハイに相談を決意。
解決への流れ
警察・検察を通して被害者の方に連絡をとり、誠心誠意謝罪をしたい旨をお伝えをしました。被害に合われた経緯からして、被害者としては処罰感情が強く、示談には当初あまり積極的ではございませんでしたが、粘り強く交渉をした結果、最終的には示談が成立し、不起訴処分となりました。
窃盗等の財産的な損害が発生した事案において、示談をするにあたっては、被害金額を基準に示談金を検討するケースが多いですが、被害者が金銭以上に精神的な苦痛を訴えておられる場合も少なくありません。示談の難易度が高くとも、そうした事情を傾聴することで示談が成立することもございますので、弁護士と入念に相談をしながら事件と向き合うことをお勧めします。