この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
会社からの帰りに、電車内で痴漢と疑われ逮捕されてしまいました。すぐに釈放されると思っていましたが、勾留されてしまったため、弁護人を選任しました。痴漢など全く身に覚えがないのに、手指から被害者の衣服の繊維が検出されてしまい、絶望しました。
解決への流れ
弁護士から「空気中に浮遊している繊維が手指に付着することがある」と聞き、否認することにしました。示談交渉においても、被疑事実を認めないという前提ですすめてもらい、無事示談が成立したことで釈放されました。身に覚えのない事実を認めたくない気持ちもありましたが、早期に釈放され仕事に復帰したいという気持ちもあり、示談金を支払うことにしました。
被疑事実を認めないという前提で、相手方の説得に臨みました。裁判で無罪主張という選択もありましたが、依頼者と相談の上、示談金を支払うことで早期に解決する方針としました。