この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
奥様のご相談で,突然警察から主人が逮捕拘留されたという連絡があったので助けてほしいとのことで来所されました。ご主人は若い女性への痴漢で拘留されたようで,急いで拘留場所に接見に向かいました。
解決への流れ
どうやら,被疑者は過去に7件の同種前科があり,しかも今回は執行猶予期間中でした。起訴実刑は免れない絶望的な状況でしたが,私を含める4人分の身元引受書を集め,さらに本人にも反省文や電車を使わない誓約書,病院に通うという覚書を作成させ,これらを全て添付して徹夜で保釈請求書を作成,保釈請求を行いました。すると,翌日裁判所から電話があり裁判官と電話面談を経てなんと保釈が認められました。
保釈請求は時間との勝負です。限られた時間内でやれる限りのことを行います。また,親族が突然逮捕されると,家族は何もできません。接見禁止がついていると家族でも会うことができないので,弁護士が変わりに接見に向かいます。刑事事件でお困りの際にはどうぞお気軽にお問い合わせください。