この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
私は,とある会社のトイレにカメラをしかけ盗撮を行ってしまいました。すると,3名の女性がそこに写っていました。すると,カメラを仕掛けていることがばれてしまい,警察から取り調べをうけることになりました。自分のやったことは本当に反省していますが,前科はつけたくありませんでした。そこで,痴漢などを多く取り扱っておられる先生に相談することにしました。
解決への流れ
相談したところ,女性との示談活動が必要であることがよくわかりました。両親から示談金の支払いについても,なんとかしてもらえると言われていましたので,先生に依頼して,示談活動をしていただくことになりました。3名の女性と示談活動をしていただき,先生のおかげですべて示談が成立しました。そして,先生から検察に働きかけていただき,不起訴処分となりました。本当にありがとうございました。
無事不起訴になりよかったです。3名の被害者との示談だったので,同時並行で行いました。今回は,3名がすべて同じ会社の方だったため,3名の間で情報共有がなされていたので,より特殊な事案でしたね。複数名との示談活動の場合は,示談活動が難航することがあります。理由としては,払える示談金には限りがあるからです。多くなればなるほど,示談金の金額が上がる可能性があり,複数の被害者と同時並行で進めていく必要があります。支払える示談金の金額と,被害者の方との調整を見極めながら,示談をすることになるため,数多く示談活動を行っている弁護士に相談されるのがよいと思います。