この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
中学生の息子が,小学生の被害者に痴漢行為を行ったとして警察から取調べを受けたが,息子は痴漢行為は行っていないと主張していた。ご家族が少年事件に実績のあるロイヤーズハイを見つけ相談に至る。
解決への流れ
防犯カメラ映像には実際の痴漢の様子は映っておらず,被害者の挙動のみから痴漢したものと判断されていた。防犯カメラ映像を精査し,少年本人及びご両親の協力のもと当時の状況の再現写真等を作成して,少年が本件犯行に及んでいないことを主張した結果,非行事実は存在しないとして不処分となった。
少年事件の場合,実際には犯罪行為を行っていなくても,少年自身がきちんと当時の状況や自分の考えを説明できないということもございます。根気強く少年本人及びご両親と打ち合わせを重ね,状況や少年の考えを整理していくことが,否認事件の場合は必要不可欠です。