犯罪・刑事事件の解決事例
#不同意性交(強姦)・わいせつ

3件の強制わいせつで釈放と不起訴処分を獲得した事例

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中澤 沙希 弁護士が解決
所属事務所春田法律事務所神戸オフィス
所在地兵庫県 神戸市中央区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

夜道を歩く女子高校生に背後から抱きつき、胸を触る、キスをするという強制わいせつをしてその場を走り去りました。犯行現場付近の防犯カメラ映像から犯人が特定され、約2か月半後、警察が自宅にやって来て逮捕されました。高校卒業をして就職をしたばかりの未成年者の事件でした。

解決への流れ

依頼後速やかに依頼者と接見し、準抗告申立てを行い、これが認容され、釈放されました。在宅事件に切り替わったため時間的余裕が出ましたが、直ちに3名の被害者との間で示談交渉を開始しました。依頼者は資力が乏しく、借入して示談金を支払うしかない状況でしたが、3件ともスムーズに示談が成立し、3件で(1件は強制わいせつ致傷事件)総額示談金が100万円に収まりました。その結果、依頼者は不起訴処分となりました。

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中澤 沙希 弁護士からのコメント

速やかに接見し、準抗告が認容されたことが余裕をもって示談交渉に臨むことへと繋がりました。事案次第では準抗告が認容されることも多くありますので、諦めないことが重要です。その後、資金力が乏しい中でも被害者の方々へ状況を丁寧に説明しご理解を得たことで、低額の示談金支払いにより示談成立に至ることができました。