この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
依頼者は学習塾を経営する会社様からでした。以前、立ち上げメンバーの講師が会社を退職した後、録画した講義内容を自社のウェブサイトで有料講義として公開をしていたところ、その録画内容で登場している元講師から「承諾を無しに勝手に使われている」などという理由で、著作権の帰属に関する①配信停止と②ウェブサイトでの元講師の顔写真掲載の停止、③それに伴う人格権侵害の慰謝料と損害賠償の請求が代理人の弁護士から通達があり、法律事務所エイチームへ相談に行きました。
解決への流れ
相談後、弁護士は論点整理と現状把握をした上で、事実に基づいて②ウェブサイトでの元講師の顔写真掲載の停止に関する要求には従うものの、それ以外の要求に関してはお応えできないと回答しました。その後、代理人の弁護士と交渉をした結果、著作権は依頼者の帰属することでの合意書を締結することができ、一部解決金を支払うのみで先方と解決することができました。
会社トラブルの中でも、創業メンバー間での問題は多いです。今回のケースのように、弁護士がサポートすることで時間的なコストも費用的なコストも圧倒的に抑えることができます。上記のような問題でお困りの際は、弁護士への相談をお勧めいたします。