この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
相談者はチェーンの飲食店運営会社でした。利用しているPCソフトのライセンス使用において、ソフトウエアライセンスを管理している協会から、契約した正規ライセンスの保有数よりも、多くライセンスを使用しているので著作権法に違反しているという指摘と、それに伴う、解決金を含めた和解案についての通知が届きました。弁護士からの通知であったため、先方と和解交渉すべく法律事務所エイチームに相談に行きました。
解決への流れ
相談を受けた結果、悪意はなかったものの、一部については先方からの指摘通りの状態となっていたおりました。依頼者からは、早急に対応して解決したいとの要望を頂き、弁護士も依頼者に寄り添い、現状把握と法律的な論点の整理を弁護士がした上で、解決に向けて行動を始めました。弁護士は、今回請求されている解決金の金額について、法律的に依頼者側が主張できる点も踏まえ、改めて算出をすることにしました。その結果、先方から提示された解決金は、弁護士が算定した数値よりも高額だったため、改めて指摘されている事実の中で認めるべきところと認めないところを整理したうえで、法律的な点を含め先方の弁護士へ主張し、交渉をしました。このような交渉の結果、最低額の解決金まで、減額したうえで本件を解決することができました。
いつこのようなトラブルに見舞われるかわかりません。今回は早急に弁護士へ依頼をしたことが迅速な解決につながりました。上記のようなトラブルが起こった場合は、早急に弁護士への相談をお勧めします。