犯罪・刑事事件の解決事例
#加害者 . #盗撮

盗撮事件において事件化を回避

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若井 亮 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人若井綜合法律事務所
所在地東京都 豊島区

この事例の依頼主

男性

相談前の状況

滞在中のホテルから、被害者の女性に盗撮を疑われており、警察を呼ばれてしまった、どのように対応したら良いか分からないとの連絡を受けました。当職がお休みをいただいており、現場から離れた場所におりましたので、電話でそのまま事実経過を伺うこととしました。お話を伺うと、撮影をしたいとは思っていたが、実際に機材を出すなどしたことはなく、たまたま女性が機材を見つけて持っていってしまいトラブルになっているとのことでした。

解決への流れ

まず、依頼者の電話を通じて女性と話をしましたが、盗撮をされたのは間違いない、機材の中にある画像は今は確認できない、このまま自分で持ち帰って確認をすると譲らず、警察が来た後で警察署で確認をしたいと話しておりました。当職からの説明だけでは納得をしないと思われたため、そのまま通話状態を継続し、警察が臨場した後は、警察に事情を説明し、警察署で内容を確認をされたいと伝えました。その後、警察署に移動し、内容を確認したようですが、盗撮の証拠は出てこなかったため、解散となり、当然のことながらそれ以上の捜査はありませんでした。

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若井 亮 弁護士からのコメント

当職は風俗店でのトラブル対応も多くお受けしており、盗撮のトラブル対応も多数対応してまいりました。今回のケースでは疑いを持たれただけであり、盗撮の事実はなかったため問題にはなりませんでしたが、過去にお受けした盗撮事件の弁護では、スマホやPCの中に他の盗撮事件の証拠が残っているがどうしたら良いか、というご相談をお受けすることも少なくありません。上記、余罪についてどのように対応していくかは悩ましいところであり、慎重な判断が要求されるところです。ケースごとに具体的な進め方は変わるため、盗撮を疑われ、警察が介入した場合には速やかにご相談ください。なお、風俗店のトラブルでは、その場で罰金や損害賠償金の名目で多額のお金を要求されるというケースもございます。当方が責任を負うべき立場であることは間違いありませんが、それがゆえに過大な責任まで負わなければならない理由はありません。その場から弁護士に連絡ができれば良いのですが、それも難しいかもしれません。そんな時は、少なくとも示談書などにサインすることは回避し、解放されたら速やかにご連絡いただきたく思います。弊所ではそういった緊急のトラブルに対応すべく365日、24時間、相談を受け付けております。