この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
妻の異変を悟り、携帯電話をこっそり見たところ、妻が小学生の子の保護者と不倫をしていることが発覚した。相談者も面識のある男性だった。妻に追及をしたところ、全てを自白した。子がいるため離婚はしないが、責任を問うとともに、再発防止のために不倫相手に慰謝料を請求することとした。
解決への流れ
不倫期間は3か月ほどで離婚もしないことから、慰謝料相場は100万円は超えないと考えられた。しかし、いわゆるダブル不倫で、不倫相手は自分の妻に不倫を知られたくないだろうと推測された。そのため、交渉次第では相場以上の慰謝料を獲得できる可能性があると見込まれた。そこで、内容証明は送らず、電話による交渉をすることとした。
当初、不倫相手は50万円ほどの慰謝料を提示していた。しかし、それでは訴訟は避けられないことを説明するなど交渉を重ねた結果、最終的には一括で150万円を支払う内容にて和解が成立した。