この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
相談者は、ご家族でした。本人が、警察署で逮捕されているから、面会に行って、事情を聴いてもらいたいとのことでした。本人に面会に行き、嫌疑は強制性交ということでした。ご本人は、前科をつけたくないことや、被害者に謝罪をしたうえで示談をしたいとの希望をもっていました。
解決への流れ
被害者に対して、懇切丁寧に謝罪をし、負担にならないように示談活動を進めました。結果、被害者との間で、示談が成立しました。検察官に、示談成立の旨を報告し、その結果不起訴処分となりました。
性犯罪の被害者との示談活動は、最大限の配慮を必要とします。二次的な被害を発生しないようにするためです。この件でも、最大限の配慮を行い、被害者との間で示談活動を行いました。結果として、幸いにも、被害者に対して誠意が伝わり、示談に応じてくださることになりました。即座に、この結果を、検察官に報告し、刑事処罰を受けることを回避することができました。