この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
夫が前職場の同僚と、半年前から不倫関係にあることがわかった。妻から不倫相手に連絡をして不倫について問い詰めたものの、不倫相手は不倫関係を否定した。一方の夫は観念して不倫関係について正直に話、自白書も作成していた。自白書以外に証拠はない事案だった。夫婦は離婚はしないものの、当面の間別居を続ける予定である。
解決への流れ
夫の自白書以外に証拠がないことから、不倫相手に不倫を否定されれば、訴訟での立証につまづく可能性も懸念された。そのため、不倫相手に内容証明を送る段階で、不倫の事実を否定されないような文面とすることとした。
内容証明を送ったところ、不倫相手に弁護士が就いた。当方の狙いどおり、不倫相手は不倫関係を認め、当方の請求金額である150万円を全額支払うという回答を得た。その後、和解書を作成し、150万円の支払いがあり、本件は終結となった。