犯罪・刑事事件の解決事例
#建物明け渡し・立ち退き

賃貸借契約書上の借主とは異なる使用が発覚!直ちに弁護士対応で契約違反を理由に1ヶ月で退去させた事例

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高山 裕子 弁護士が解決
所属事務所平松・木津法律事務所
所在地岡山県 岡山市北区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

私は,居住用の賃貸マンションを所有しています。最近,入居者の方から,●●号室の住人が,その部屋でマッサージ店をしている様子で,そのお客さんが深夜に訪れたり,アロマのような臭いが生じていたりしている,と苦情が出ています。その住人に連絡しましたが,友人が訪問することがあったと言うだけで,マッサージ店をしていることは認めません。家賃はちゃんと払ってもらってますが,他の入居者からの苦情もあるので,出て行ってもらうことはできませんか。

解決への流れ

借主は,マッサージ店の営業を認め,契約違反を理由に,1ヶ月後に退去しました。

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高山 裕子 弁護士からのコメント

インターネットや現地調査等から,当該部屋でマッサージ店の営業がなされていること,大規模な模様替えがなされていること,賃貸借契約書上の借主とは異なるものが使用していることが判明しました。これらの店が契約違反であるため,契約を解除する旨の内容証明を送りました。その後,借主から連絡があり,契約違反を認めるが,即時退去はできないので時間が欲しいとのことでした。そこで,家主さんと相談し,期限を設定しそれまでに退去する旨の念書を借主に作成させたうえで,期限までに退去してもらいました。家主さんに対してはのらりくらりと対応していたようですが,弁護士からの通知は効果があったようで,通知を送った後,借主と交渉し,退去への話が進んでいきました。