この事例の依頼主
男性
相談前の状況
ご相談者様が投稿したインターネットの匿名掲示板の記事について、裁判所に発信者情報開示請求の申立てが行われ、プロバイダからご相談者様に対し「発信者情報開示に係る意見照会書」が届いたとのことでご相談いただきました。
解決への流れ
ご相談者様から聞き取った事情を元に開示に同意しないとの回答書を作成した上、ご相談者の意見の前提となる出来事が真実であることを示す証拠を添付してプロバイダに提出しました。その後、申立人は裁判所に対する開示請求の申立てを取り下げ、発信者情報は開示されることなく終了しました。
発信者情報開示請求については開示が避けられない場合もありますが、適切な反論を行うことで開示を阻止できる場合もあります。法律的な判断が必要となりますので、意見照会を受けたときは、できる限り早急に経験ある弁護士にご相談ください。