犯罪・刑事事件の解決事例
#痴漢 . #加害者

痴漢冤罪-大学生の息子が逮捕された!

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萩原 猛 弁護士が解決
所属事務所ロード法律事務所
所在地埼玉県 さいたま市浦和区

この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

某日午後8時頃、事務所の電話がなった。父親から、その日の昼間、大学生の息子さんが逮捕されたとの相談であった。警察からは、「息子さんが若い女性に痴漢をした。容疑は強制わいせつです。」と言われたという。本人が認めているのか、はっきりしないようであった。ネットで私のことを知り、弁護を依頼したいとのことであった。

解決への流れ

私は、その日、直ちに接見のため、警察署に向かった。弁護士には、夜間でも休日でも、立会人なしに警察留置場に拘束されている容疑者と面会する権利がある。接見室に現れた容疑者は、「何もやっていない」と必死に訴えてきた。冤罪を確信し、弁護人に就任した私は、その日から連日接見、警察官・検察官の取調べにどのように対処したらよいか、容疑者に助言、「被疑者ノート」を差入れ、容疑者を励まし、準抗告・勾留理由開示と法が与えてくれた武器を最大限活用し、容疑者の弁護に勢力を傾注した。被害者とされた女性の供述は、被害態様について不自然・不合理な点があり、弁護人に就任した私は、検察官に対し、女性の供述の上記の問題点を指摘し、容疑者は冤罪である旨主張した。20日間勾留されたが、容疑を晴らすことができ、被疑者の不起訴処分を勝ち取ることができた。※本件の詳細は下記サイトをご覧ください!http://diamond.jp/articles/-/24266

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萩原 猛 弁護士からのコメント

無実の人であっても、犯罪の容疑をかけられ、警察・検察の捜査の対象にされてしまった場合には、一人で戦っても自分の権利・自由を守り切れるものではありません。早期に、刑事弁護の経験豊富で有能な弁護人を選任する以外に容疑を晴らし、冤罪に陥らない方法はないでしょう。私は、「やっていない」と訴える人には、その人の言い分を詳細に聴取し、冤罪を絶対に作ってはならないという意気込みで、今まで弁護活動をしてきたし、今後もしていくつもりです。また、罪を犯してしまった人に対しては、そのことを前提に、「処罰を避ける」「方策」を検討し、「処罰が避けられない」場合には、最大限「軽い」処罰を求めて活動します。具体的には、犯行は間違いなくても、犯行態様・犯行に至る経緯等について、警察の見立てとは違って容疑者に有利に考えられる点はないか調査し、捜査機関に対して主張・立証していきます。また、被害者のいる犯罪では、被害者と示談を締結し、告訴を取り消してもらうことが重要になりますので(性犯罪では告訴が取り消されれば事件は立件されず釈放になる事件もある)、ご依頼後直ちに示談交渉に着手します。さらに、どのような事件でも、容疑者が逮捕・勾留されてしまった場合には、身体拘束からの解放のために、準抗告・勾留取消請求・勾留理由開示請求・保釈請求等、その時々の状況に応じてあらゆる法的手段を駆使します。この身体拘束からの解放手続のために、別途の弁護士費用はかかりません。