この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
少年が商業施設のエスカレーターで女性のスカートの中を撮影したところ、被害女性に見つかり、その場で警察に通報されて取り調べを受けたことから、保護者に同伴されて、被害者との示談及び不起訴を希望されて盗撮事件の示談活動に強い弁護士であるロイヤーズハイに相談に至る。
解決への流れ
早期に被害者との間で示談を成立させ、少年に事件に向き合ってもらうために項目を提示し、その内容をまとめるかたちで反省文を作成してもらい、保護者の陳述書、付添人意見書とともに裁判所に提出することで、少年審判において、不処分の結果を得た。
少年事件では、被害者への謝罪や示談活動も重要ですが、それだけではなく、審判の前に、家庭や周辺環境などの社会的資源を整え、少年の反省状況に加え、このまま少年が家庭に戻っても更生することができると裁判所にも確信を持ってもらうことが大切です。少年の更生のためにどのように環境を整えればよいか、第三者の目線からアドバイスを受けられることも、ご依頼いただく一つのメリットといえます。