この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
某ホテルの所有者さんからのご相談でした。ホテルの建築時に瑕疵があり、天井などから水漏れが発生しているとのことで、建築請負会社に対して損害賠償を求めたいとのことでした。
解決への流れ
まずは瑕疵の内容を特定し、その修繕にいくら要する見込みであるのかを一覧表にする必要があります。そのうえで、当該瑕疵が建築請負時に誰の責任で(設計士のミスか、工事業者のミスか等)発生したかを特定する必要があります。そのうえで、保険を使用することができるか等を踏まえたうえで、責任の範囲、損害額を主張立証していく必要があります。
上記のとおり、建築請負時の欠陥を原因とする損害賠償請求では、法律の専門家である弁護士と建築関係の専門家である建築士とが解決に向けて協同していく必要があります。そのほか、保険関係の知識も必要になります。