この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者の子供がマンション内の階段を走っていたことについて,被害者が子供を厳しく注意したところ,その場にいた相談者と被害者が口論となり,相談者が被害者に暴行を振るい被害者が負傷した事件。相談者としては,裁判にならないこと,今後も被害者と同じマンションで生活するので問題なく生活ができるようになることを希望していた。
解決への流れ
不起訴となるために早期に被害者と示談した方がいいと提案し,示談交渉を開始した。示談に当たり,示談金額を取り決めるほか,示談書に口外禁止条項と被害者と相談者が相互に必要以上に干渉しない旨の条項を入れて,今後の生活に支障が出ないようにした。
事件が送検される前に相談に来られたため,早期に示談をする必要があった事案です。捜査機関とも連絡を取り,送検日について確認をし,送検される前に示談が成立したため,検察庁での取り調べもなく不起訴処分となりました。相談者には小さなお子様がいたので,必要以上に干渉しない旨の条項を取り付けることができて,今後の生活にも安心してもらうことができてよかったです。