この事例の依頼主
60代 女性
相談前の状況
長年夫のハラスメントに耐えてきましたが、我慢の限界です。夫の退職が迫っています。退職金を財産分与として分けてもらえるでしょうか。もう一度自分自身の人生を取り戻したいのですができますでしょうか。
解決への流れ
離婚協議中は婚姻費用をもらえることが分かりました。また、離婚後は、財産分与や年金分割により、生活していく目処が立ちました。離婚調停を申し立てたいと思います。
60代 女性
長年夫のハラスメントに耐えてきましたが、我慢の限界です。夫の退職が迫っています。退職金を財産分与として分けてもらえるでしょうか。もう一度自分自身の人生を取り戻したいのですができますでしょうか。
離婚協議中は婚姻費用をもらえることが分かりました。また、離婚後は、財産分与や年金分割により、生活していく目処が立ちました。離婚調停を申し立てたいと思います。
①長年ハラスメントを受け続けていると、感覚が麻痺して、自分がどれだけ異常な環境にいるか分からなくなってしまっている方が非常に多いと思います。②人生は一度きりです。後悔しない選択をしましょう。③退職金は、夫の勤続年数に占める婚姻期間中の割合で決まってきます。例えば、勤続20年のうち、結婚するまで10年あったら、退職金の半分が財産分与の対象です。財産分与は基本2分の1ですから、この場合退職金の4分の1についつて分与を受ける形になります。勤続期間全部が婚姻期間に行っていていれば、退職金の半分がもらえる計算です。④婚姻費用も昨年末に基準が関わり、かなり女性に有利になりました。別居した場合もらえる婚姻費用を試算して、生活の目処を立てることも必要です。