この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
依頼者は、飲酒をして帰宅する際に、車を運転してしまいました。依頼者が赤信号で停止している際に寝てしまったところを、警察に発見され、そのまま逮捕されてしまいました。
解決への流れ
依頼者は配偶者と子供と生活しており、依頼者が実刑判決を受けてしまうと働き手がいなくなってしまう状況でした。そのため、依頼者との協議の結果、執行猶予判決を目指すこととなりました。今回、飲酒運転をしてしまった理由は、アルコール依存症にあったため、病院に通院することでアルコール依存症と向き合ってもらいました。結果、保護観察付ではあるものの執行猶予判決を得ることができました。
この事件はアルコール依存症にある依頼者が社会に復帰するに向けての問題点に目を向けてもらう必要がある事件でした。依頼者が自らのアルコール依存症に目を向けて、治療に取り組む努力を始めたことが、執行猶予判決へとつながったといえます。