この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
ご本人がスナック店内において、知人に覚せい剤約0.7gを1万円で譲り渡したとして逮捕された事件。
解決への流れ
ご本人は否認していましたが、取調べの担当者から「あんただけ認めないと損するよ。」、「認めない場合、刑務所に3年入らないといけない。」などと問題のある取調べを受けていました。自白調書をとられないよう弁護士が連日接見し、ご本人に対し取調べへの対応方法をアドバイスしました。検察官に対しても、弁護士が取調べ方法について抗議すると共に、ご本人の言い分を説明しました。また、裁判所に勾留理由開示請求を行いました。こうした活動の結果、ご本人は釈放され不起訴処分となりました。
ご本人の自宅等から覚せい剤は一切発見されませんでした。このように物証のないケースでは、捜査機関が本人の自白を得ようと無理な取調べを行うことが往々にしてあります。弁護士が連日接見してご本人の不安を取り除き、否認を貫かせたことが早期釈放につながりました。ウェルネスの覚せい剤事件専門ページはこちらhttps://wellness-keijibengo.com/abuse/