この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
主人が酔っ払って電車の中で暴力を振るって逮捕された。早く身柄解放してほしい。
解決への流れ
被疑者に会いにいったところ,酔っ払っていてかすかな記憶しかないが,手も痛いため,間違いない。犯行を認めるので,示談を進めて欲しいとのことでした。検察官に確認したところ,目撃者も複数いる状況であったこと,被疑者が争う姿勢がないことなども合わせて,示談の交渉を始めました。速やかに示談が成立したため,起訴猶予で身柄を解放されました。
暴行や傷害事件は被害者と示談ができるか否かが処罰を決めるにあたり,重要な鍵となります。また,万引き等とは異なり,被害者の恐怖心も強いため,示談交渉は金額だけではなく,精神的なフォローも必要となることもあります。そこで,早めに刑事事件を取り扱っている弁護士に相談されることをお勧め致します。