この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
独り身であった姉が死亡した。全ての葬儀費用や姉の未払金を立て替えているから、姉名義の預金口座を解約して精算したい。しかし、自分を含めて相続人が7名いることから手に負えず、弁護士へ処理を依頼。
解決への流れ
相続人のうち、幼少期に養子になっている方や既に死亡し代襲相続人が遠方に居住していたが、調査の結果、全ての相続人と連絡が取れた。依頼者の意向を伝え、同意向に沿った遺産分割協議を提案し、話し合った結果、提案内容での遺産分割協議が成立した。その後、無事に預金口座を解約でき、立て替えていた金員の支払いを受けることができた。
共同相続人が多数である場合、相続人が遠方に居住したり、代襲相続が生じるケースは多くあります。相続人の数が増えれば増えるほど、意思確認は複雑になり、相続人の所在を確認することも困難になります。片手間でこのような処理をすることは難しく、早期に弁護士へ委任することで手続の煩雑さなどから解放されます。早期にご相談ください。