お隣さんが裏庭に設置している物置が、相談者所有地に越境している。越境している状況が長期間続いているが、お隣さんが近所のトラブルメーカーであり、直接話をすることができない。ということで、弁護士へ相談となりました。

相談を受け、法的手続きを採用することになりました。その後、境界画定の確認訴訟を提起し、裁判所にて、境界画定の手続を進めることになりました。裁判期日を経て、相手方本人とも協議し、越境部分について測量を行い、同測量結果に伴って登記手続を行い、相手方が同土地の所有権を（時効）取得することになりました。相談者としては、わずかですが土地所有権を失うこととなりましたが、土地境界線に関する紛争は終結しました。