この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
株取引の経験がない高齢の方に,証券会社の営業マンが勧誘をして,現物取引をしていた。しかし,どの銘柄を買うか本人に確認をしないまま担当者が購入しており,結果として多額の損失が生じた。
解決への流れ
本人が取引の内容について同意をしていたのかどうか,等が問題になったが,多くが本人は理解していない,担当者が早口で説明しているのを「ハイハイ」と聴いていただけであることが分かり,損失額の一部が返還された。
株取引の経験がなければもちろん,経験があっても十分な説明なく取引を始めて損失が出た場合,詐欺,錯誤,消費者契約法違反等を理由に返還を求めることができる場合があります。騙されたと思ったら,できるだけ早く相談することが大事です。