この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
ご依頼者さまは遊興費などに使うため、カードローン会社2社から合計で約200万円を借り入れており、毎月の返済額は10万円ほどとなっていました。しかし、アルバイトで収入が少なく返済が困難になったため、弁護士法人プロテクトスタンス札幌事務所にご相談されました。
解決への流れ
ご依頼者さまはバイト代の大半を返済に充てていたため、本件を担当した弁護士は任意整理という手続きにより、毎月の返済額を減額することを提案しました。弁護士がカードローン会社2社に連絡し、返済額の減額を求める交渉を重ねた結果、60回に分割して約3万円を毎月返済する内容で合意することに成功。毎月の返済額が10万円から大幅に減額され、ご依頼者さまは無理なく返済できるようになりました。
借金問題を解決する手段のひとつに、金融機関に対して返済額の減額を求める交渉を行う任意整理という手続きがあります。もし、法律で定められた利息を超えて返済していたような場合は、借金の総額を減額できる場合や、過払い金の返還を請求できる可能性もあります。ただし、一般の方が金融機関と交渉するのは困難ですし、そもそも交渉に応じてもらえないケースも少なくありません。そのため、借金問題に詳しい弁護士へ相談し、交渉の代理人を依頼することをおすすめします。