この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
少年が窃盗事件で取調べを受けました。本人は身に覚えがないというケースでした。警察は監視カメラにより少年が窃盗の被害があった建物に入る画像があることを理由に、強引に少年を犯人にしようとしていました。
解決への流れ
しかし、建物に入ったからといって窃盗をしたとはいえません。警察は少年に対し、「本当のことを言わないと逮捕することにより、いつ外に出れるかわからない。認めてしまえば、起訴猶予にしてもらえる」などと言っていたようです。このケースは少年にウソの自白をしないように、心が折れないようにサポートしました。その結果、警察も少年を窃盗で立件することはあきらめました。
このように、「逮捕する」と言われると、人の心は折れそうになります。折れてウソの自白をしてしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。少年事件では少年の心に寄り添うことが大切です。