この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
自動車を運転中に前の車に追突し、その前の車はブレーキを踏むつもりでアクセルを強く踏み込んだため、前の車は走行中の自転車に衝突し、自転車に乗っていた人が死亡しました。検察官は追突した人が全面的に悪いと主張し、ブレーキとアクセルを踏み間違えた前の車には過失はないと主張しました。
解決への流れ
裁判では、ドライバーの常識から考えて、前の車のブレーキとアクセルの踏み間違は過失であると主張し、裁判官もこの事情を考慮し、追突した人に対し、執行猶予の判決を下しました。
刑事裁判の審理においても一般的な常識というものさしで判断することが大切です。この場合も、前の車のブレーキとアクセルの踏み間違えがなければ自転車に乗っていた人は死亡することがなかったという事実を素直に直視することが重要です。