この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相手方からの日々のモラハラに耐えてきたご依頼者様は、不貞を行い、お気持ちとしては、相手方と離婚し、その不貞相手と結婚されたいとのことで、ご相談にいらっしゃいました。不貞慰謝料の他、幼少のお子様がいたため、養育費、面会交流、住宅を含む財産分与等が問題となりました。
解決への流れ
相手方は、不貞相手から慰謝料を得ていたにもかかわらず、ご依頼者様にも二重に慰謝料を請求してきました。当方としては当該請求が認められないことを相手と交渉し、当該慰謝料を大幅に減額し、養育費、財産分与も詳細に確定させました。特に、財産分与で問題となりがちな住宅については売却活動のフォローまで対応し、清算もお手伝いしました。また、本件は珍しく男性側が親権をとるケースでしたが、月1回の面会交流を合意で定め、親子関係維持にも努めました。
本件は、いわゆる不貞の有責配偶者からの離婚請求の事案です。一般に裁判になった場合、お子様も小さい本件では離婚が認められない可能性がありましたが、相手方ときちんと交渉することで離婚自体だけではなく、慰謝料、財産分与、面会交流、養育費の点も含めて一括して合意に至ることができました。なお、不動産会社と協力して、不動産の売却まで含めてサポートが可能なのが弊所の強みでもあります。