この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者の夫が強制わいせつ事件を起こし、現行犯逮捕されてしまいました。逮捕後すぐに当職事務所に相談に来られ、ご依頼を正式に頂いた後、即時に刑事弁護活動を開始しました。
解決への流れ
その日のうちに接見に行くと、ご本人さまは事実を認めており反省しているものの、憔悴した様子でした。ご本人さまには「早く家族と会いたい、職場に戻りたい。」との強い希望がありましたので、これら希望の実現のために活動を開始しました。まずはその日のうちにご本人さまに謝罪文・誓約書を書いていただき、同時に奥様には身元引受書等を書いてもらいました。また、翌日勤め先の代表者に弁護士から経緯を説明し、懲戒処分を行わないことの確約書を頂きました。しかし、残念ながらこのような状況でも勾留の延長をされてしまいました。そこで、これに対抗するため、弁護士が上記弁護活動を内容と理由とする勾留延長に対する準抗告を即日申し立て、即日認容、そして釈放されました。その後、弁護士から検事宛に終局処分に関する意見書も書き、最終的にはご本人さまは不起訴となりました。幸いにも新聞掲載も無かったため、平穏な生活に戻りました。
刑事事件は初動が全てです。初動が早ければ、このような二歩三歩先を行く弁護活動が可能となり、結果、ご依頼者の大きな利益となって還ってきます。気になったらとにかく早くご相談下さい。