犯罪・刑事事件の解決事例
#窃盗・万引き

勾留請求却下のための活動

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岡村 実 弁護士が解決
所属事務所東京あさひ法律事務所
所在地東京都 千代田区

この事例の依頼主

60代 男性

相談前の状況

万引きをしてしまった。仕事は安定した職についている。お金には困っていない。前科はあるが罰金刑だった。検察官は勾留請求すると言っている。勾留が認められたら10日~20日間身柄拘束され、職を失ってしまうおそれがある。

解決への流れ

弁護士さんが、逮捕後2日目に検察官に対し、私が安定した住所、職業を有し逃亡のおそれ、証拠隠滅のおそれもないので勾留請求しないよう意見書を書いてくれ、それが受け入れられないと知ると3日目に、裁判所に勾留請求却下をするよう上申書を提出してくれました。おかげで勾留請求が却下され、身柄が釈放されました。起訴され、正式裁判となりましたが、引き続き熱心に弁護活動をしてくださり、窃盗をやめるための治療も勧めてくださいました。執行猶予付きの判決となりました。無事、仕事を続けることができ、妻とともに感謝しています。

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岡村 実 弁護士からのコメント

刑事弁護においては、身柄の早期釈放が重要です。被害者との早期和解、被疑者に罪証隠滅や逃亡のおそれがないことを明らかにして、勾留させないことを目指す。そのことを重視した結果、この方は勾留請求却下となり、逮捕後3日目に釈放がされ、会社にも復帰できました。良い解決ができたと感じております。本人も犯行を深く反省していましたので2度と窃盗をすることはないと信じています。