この事例の依頼主
80代以上
相談前の状況
事故のご遺族より、保険会社の対応が良くなく、不信感を抱いており、当事務所にご相談したいと連絡を受けました。ただ、ご遺族の中に、ご高齢の方がおり、また、やや遠方であったので、ご遺族のご自宅でご相談を伺いました。その結果、自分たちで保険会社と話したくないこと、弁護士が介入した方が高額になる可能性が高いので、ご依頼を受けました。
解決への流れ
保険会社が、被害者の方にも過失があるとの主張をする可能性があるケースであったことから、方針としては、証拠となる刑事記録の開示を受けた後に交渉に臨むことになりました。その結果、被害者の方の過失をほぼ否定する内容で示談が成立し、ご高齢ではあったものの、2500万円以上での示談となりました。
ご相談に際しては、亡くなれた方がいること、ご遺族にもご高齢の方がいることから、打合せの際は、ご自宅にお伺いし、丁寧にお話しをお聞きするよう心掛けました。保険会社との交渉では、こちらからの提示額に関して、算定の根拠を詳細に説明した書面を保険会社に送付したところ、ほぼこちらの提示通りの金額で示談となりました。