この事例の依頼主
女性
相談前の状況
夫からモラハラを受け、子を連れて家を出て、一定の別居期間を経たため、夫との離婚、親権獲得、そしてモラハラを受けたことに対する損害賠償請求をご希望されていました。
解決への流れ
夫が親権獲得を強く希望したため、調停は成立せず、訴訟に発展しました。訴訟の中でご依頼者様が親権者として適格であることの他、モラハラの証拠を提出しました。その結果、離婚が認められ、ご依頼者様が親権を獲得しただけでなく、損害賠償を認める判決を獲得しました。
モラハラは証拠を獲得するのが難しく、立証が困難な場合が多い中、本件は相手方の訴訟対応と相まって損害賠償が認められました。ご依頼者様としては、モラハラの加害者である夫と離婚できたこと、親権を獲得できたこと、そしてモラハラを裁判所が認めてくれたという点で満足されていたようでした。立証が難しくても何かできることはないか諦めずに考えることが大切だと実感した事件です。何よりご依頼者様の安堵した表情が印象に残っています。