この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
モデル事務所に所属するモデルが、契約期間途中での契約解除ができない条件の業務委託契約のもと芸能活動に従事していたところ、雇用契約を前提とする退職の申し入れがあり、会社側としては業務委託の契約期間中のため辞められないと主張していました。所属モデル側から契約関係にないことの確認を求める仮処分の申し立てがなされたことから、弁護士に相談しました。
解決への流れ
代理人として対応した結果、裁判所から雇用関係は認められない可能性が高いとの見解が示され、会社に対しての解決金の支払を条件として、契約を解消する形での解決となりました。
今回のケースでは、雇用関係なのか業務委託なのかが争点となりました。形式的に業務委託契約となっていても、実質は雇用契約だと認められることもあります。雇用契約であるか否かによって契約解消の難易度が異なり、雇用契約であれば、労働者側からの申し出があればすぐに辞めることが可能です。当事務所では労使トラブルの解決実績が多数あり、ケースに応じて適切な対処が可能です。紛争を迅速かつ円満に解決できるよう尽力しますので、まずはご連絡ください。