犯罪・刑事事件の解決事例
#暴行・傷害 . #加害者

旦那様が酔っぱらって居酒屋の店員に怪我をさせてしまった事例

Lawyer Image
齋藤 守永 弁護士が解決
所属事務所小磯正康法律事務所
所在地群馬県 前橋市

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

旦那様が居酒屋で酔っぱらって店員を殴ってしまったという奥様からのご相談です。警察から連絡があり,旦那様が酔っぱらって店員を殴って怪我をさせてしまったとのことでした。事件翌日,旦那様は釈放されましたが,どのようにしたら良いかわからないということで,ご相談の連絡をいただきました。ご相談の連絡をいただいたのは奥様でしたが,事件の当事者である旦那様に事務所にご来所していただきました。事情を聴いたところ,事実関係については間違いがないが,数日後に検察庁に呼ばれていることがわかりました。

解決への流れ

検察庁に呼ばれており,刑事処分の可能性があったため,ただちに受任しました。弁護人選任届を検察庁に提出すると共に,被害店舗に連絡を取り,示談の申し入れを行いました。また,担当検事に連絡したところ,罰金を取る方針だとのことでしたので,被害者と示談交渉を行うので,示談交渉が終わるまで処分を待ってほしい旨伝えました。被害店舗を通じて交渉したところ,被害者と無事示談することができました。示談書を担当検事に提出したところ,処分は不起訴(起訴猶予)となりました。

Lawyer Image
齋藤 守永 弁護士からのコメント

刑事事件では,スピードが勝負となるケースが多いです。今回のケースは,ご依頼(弁護人選任)がもう少し遅ければ,罰金という処分がなされ,ご依頼者(旦那)様に罰金前科が残ってしまったと思われるケースです。ご自身やお身内の方が刑事事件に巻き込まれた場合には,早急に弁護士にご相談することが必要です。