この事例の依頼主
60代 女性
相談前の状況
夫を交通事故で亡くされた奥様からのご相談。お葬式の費用が百数十万円かかったのに、保険会社からは50万円までしか出せませんと言われたこと、夫が亡くなり失意であったことから保険会社と交渉することも疲れていたこと、亡夫の加入していた保険に弁護士費用特約がついていたことなどから弁護士に相談されました。
解決への流れ
死亡事故で高額な慰謝料が発生するため、訴訟提起も検討しましたが、奥様やその他の相続人の意向が早期解決であったため、任意で交渉。当初より、弁護士に依頼をいただいていたため、相続関係の書類(戸籍謄本等)の収集もすべて弁護士事務所で行えました。また、事実関係自体に争いがなかったため、任意での交渉でも裁判所基準に近い額で和解(お葬式の費用も150万円まで増額)。相談より数か月でスピード解決。亡夫が弁護士費用特約に加入されていたため、弁護士費用の負担もほとんどその特約でまかなうことができました。
夫を事故で亡くされ、相談当時はかなり気落ちされていらっしゃいました。失意のため、保険会社の提示するままに示談される寸前でした。親族に弁護士との相談を勧められ、意を決してご相談に来ていただき、結果、ご要望に沿う早期解決となりました。